仕組みは?

このテストとは?

圧縮音源(MP3)とロスレス(WAV)を聞き分けられるかを調べるテスト。ブラインドで当てて、自分の環境でのビットレートの限界を知る。

ABX テストとは?

ABX はブラインド試聴の方法。どのファイルが再生されているか分からない状態で、耳だけで当てる。「FLAC の方がいいに決まってる」みたいな偏りが消える。

なぜ受ける?

ロスレスと比べて、自分のヘッドホンとデバイスで本当に差が聞こえるビットレートを知るため。フォーラムの常識じゃなく、あなたの耳。ついでに初期段階のオーディオフィリアも治る。 :)

テストの流れは?

1 曲の 3 バージョン:

  • A 圧縮 MP3(進むほどビットレートが上がる)
  • B 同じ曲のロスレス(WAV)
  • X A か B のどちらか。当てて
どのフォーマットを比較する?なぜ?

すべての MP3 は 1 つのロスレスマスターから切り出し。実際のストリーミングに近いレベルで比較:

  • 96 kbps インターネットラジオ、ポッドキャスト
  • 128 kbps 無料ストリーミング(Spotify Free、Deezer Free など)
  • 256 kbps YouTube Premium、SoundCloud Go+
  • 320 kbps Spotify Premium、SoundCloud HQ
  • ロスレス WAV , 比較の基準
ロスレスと圧縮フォーマットとは?

ロスレス: WAV や FLAC , データを失わない、マスターと同じ。
圧縮: MP3 , ファイルは小さいが、コーデックが情報を捨てる。ビットレートが低いほど圧縮は激しい。

どう答える?

A と B を聴いて、次に X。選んで:

  • A X が A と同じなら
  • B X が B と同じなら
  • スキップ 分からなければ , 1テストあたり最大2回スキップ
正解したら?

同じビットレートで 2 問連続正解すると次のレベルへ(96 → 128 → 256 → 320 kbps)。目標は、まだ MP3 とロスレスを聞き分けられる最高ビットレート。

間違えたら?

同じレベルで 2 回連続不正解でテスト終了。自分の限界が分かる: まだ差が聞こえた最高ビットレート。

曲をスキップできる?

できる , 1テストあたり最大2回。スキップは不正解にならず、連続記録も途切れない。その後は A か B を選ぶ必要がある。

テストはどのくらいかかる?

2 連続正解(次のビットレート)か 2 連続不正解(終了)まで。通常数分。いつでも再挑戦できる。

差が聞こえない , 普通?

普通。320 kbps とロスレスを分けられない人は多い , 特にうるさい部屋や普通のヘッドホンでは。テストは教科書通りじゃなく、あなたの本当の限界を示す。

自分の環境でテストする意味はある?

本番の ABX テストは、さまざまなビットレートで MP3 とロスレスの微妙な差を探す。でも音が耳に届く状態が悪いと , 小さすぎる、部屋のノイズ、スマホやヘッドホンアプリの「音質改善」など , 結果が嘘をつくことがある。

キャリブレーションは同じ A / B / X 形式で3ラウンドのクイック盲聴。素材は分かりやすい(荒い 96 kbps MP3 対 ロスレス)。チェーンが正常なら、ほぼ必ず差が聞こえる。

キャリブレーションで聞こえるなら本番テストへ , それはあなた自身の話。聞こえないなら音量を上げ、EQ と spatial audio をオフ、ノイズを減らす。それでも無音なら、この端末での本番テストはあまり意味がない。

曲の読み込みが遅いのはなぜ?

WAV は MP3 より重い , 当然。速度は回線次第。次の曲を読み込み中はプログレスバーが出る。

ラウドネスは合わせてる?

はい。1 曲のすべてのバージョンは 1 つの WAV マスターから作り、ラウドネス正規化(EBU R128)をかける。理由: ABX では大きい方がほぼ必ず「良く」聞こえる。品質が同じでも。A と B をブラウザに届く前に揃える , 圧縮を比べるのであって、音量ではない。

ブラウザではどう再生される?

普通の HTML5 プレーヤー(<audio>)を使う , Web Audio API も余計な JavaScript 処理もなし。ブラウザの ABX ツールの中には GainNode やフィルタのグラフを組むものもある , わざと避けている: ファイルと耳の間のレイヤーを減らすため。ブラウザから本当の bit-perfect 出力は不可能 , 音は OS のオーディオスタックを通る , でも余計な JS レイヤーは足さない。

ブラウザの結果はどの程度信じられる?

この用途ならかなり。96–320 kbps の MP3 と WAV を比べるのであって、高額 DAC での hi-res フォーマットではない。96 kbps の MP3 アーティファクトは巨大 , 安いヘッドホンでも、普通の Windows ミキサー経由でも聞こえる。テストは、あなたの環境でストリーミングのビットレート差が聞こえるかを示す。スクリーニングテストであって、±0.1 dB のラボ級 ABX ではない。

hi-res、DSD、384 kHz は?

ここでは扱わない。ABXtest は MP3 ビットレートとロスレス WAV を比べる , Spotify、YouTube、ポッドキャストで出会うもの。「192 kHz vs 176.4 kHz」や DSD のテストは別リーグ、別ツール(foobar2000、foo_abx)。

ブラウザのテストはまったく真剣じゃない?

ブラウザ ABX は「無意味」と言う人もいる。このセクションはその回答 , AudioHUB のこの記事 への返答も含む。ABXtest は数十万円のリファレンスチェーンで「ゴールデンイヤー」を名乗るつもりはない。目的は別: 普通の PC やスマホで、インストールなしにビットレートの限界を素早く知ること。bit-perfect 出力の厳密な audiophile ABX なら foobar2000 + foo_abx , 別の仕事用の別ツール。「自分のヘッドホンで MP3 vs ロスレス」なら Web テストに意味がある。